Web哲学

なぜ人は、自分で決められる自由を手に入れても、誰かの正解を探してしまうのか

会社員だった頃は、
「会社が決めてくれること」が多かった。

仕事内容も、働く時間も、目標も、ある程度は決まっている。

でもフリーランスになると違う。

何を学ぶか。
何を売るか。
誰に営業するか。

全部、自分で決められる。

自由になった。

……はずだった。

なのに、気づけば私はまた「正解」を探していた。

「営業方法」
「フリーランス 成功法」
「ホームページ集客」

検索しては記事を読み、
動画を見て、
SNSを眺める。

そして最後にはこう考える。

「結局、どれが正解なんだろう。」


目次
(※クリックで開閉します)
  1. 正解を探す理由は、とてもシンプルだった
  2. 営業でも同じだった
  3. 正解は、環境によって変わる
  4. 本当に真似すべきなのは、考え方だった
  5. 正解を探したくなる気持ちは分かる
  6. 今は「正解」より「納得」を選びたい
  7. 仮説

正解を探す理由は、とてもシンプルだった

正解が分かれば失敗しなくて済む。

遠回りしなくて済む。

安心できる。

だから人は、まず誰かの成功例を探す。

もちろん、最初はそれでいい。

真似ることは悪いことではない。

むしろ最初は必要だと思う。

でも、いつの間にか

「参考にする」

ではなく

「答えを探す」

ことが目的になってしまう。


営業でも同じだった

営業にも正解があると思っていた。

DMがいい。

電話営業がいい。

紹介営業がいい。

SNSだ。

ブログだ。

どれが正しいのか。

でも調べれば調べるほど、
みんな言っていることが違う。

そして全員が成功している。

つまり、

全部正解だった。


正解は、環境によって変わる

ある時、気付いた。

その人が成功した方法は、

その人の経験

その人の性格

その人の市場

その時代

そのタイミング

全部込みで出来上がった「正解」なんだと。

だから、その方法だけ真似しても再現できない。


本当に真似すべきなのは、考え方だった

ここで見方が変わった。

成功した人が残しているのは、

行動の記録ではない。

本当に見るべきなのは、

「なぜ、その行動を選んだのか」

という考え方だった。

どんな視点で判断したのか。

何を優先したのか。

何を捨てたのか。

そこにレバレッジポイントがある。

だから最近は、

「何をやったか」

よりも

「なぜそう考えたか」

を知りたいと思うようになった。


正解を探したくなる気持ちは分かる

今でも正解は探したくなる。

その方が楽だから。

失敗しない気がするから。

でも、その失敗を経験したからこそ気付けたこともある。

だから今では、

正解を探している人を見ても、

「そうなるよね。」

と思う。

私も通ってきた道だから。


今は「正解」より「納得」を選びたい

もし、

「正解」と「納得」

どちらか一つしか選べないなら、

私は迷わず納得を選ぶ。

正解を探す人生より、

自分で決めたことを正解にしていく人生の方が面白い。

納得して選んだ道なら、

結果が良くても悪くても、

そこから学べる。

そして次はもっと良い判断ができる。

つまり、

正解は最初から存在するものではなく、

あとから自分の行動で作るものなんだと思う。


仮説

「正解を探すのではなく、正解にする。」

この言葉は、仕事だけじゃない。

子育てでも。

人間関係でも。

人生でも。

未来は選ぶものではなく、
選んだあとに育てるものなのかもしれない。

そして、自分自身はこれからも、

「正解を探す」のではなく、「納得した選択を正解にしていく」

という考え方を大切にしたい。


3310Lab 研究ノート No.006